神々が地上へ降り立つとき、その道しるべとなるように現れた一柱の神がいました。天狗のような姿をし、大地と天をつなぐように堂々と立つその存在 その名は「サルタヒコ」。
迷い多き旅人に光をともすように、サルタヒコは、進むべき道をそっと照らします。
人生は選択の連続です。仕事、住む場所、人間関係――自分で決められることが多いからこそ、「これでいいのかな」と不安になるのも自然なこと。
特に、情報があふれている今の時代は、迷わずに進む方がむずかしいのかもしれません。
そんなときに思い出したいのが、「導きの神さま」サルタヒコです。
古代の神話「天孫降臨」に登場するサルタヒコは、天から地上へ降りようとしていた神々の道しるべとなった。